駆除実績
イタチ対策工事(宇城市T様邸)
【作業内容】
- 忌避追い出し
- 糞清掃
- 外部侵入経路封鎖
- マーキング消臭
- 抗ウイルス除菌
- ノミダニ駆除
- 断熱材新設
- 断熱材撤去
- トラップ
- 殺鼠剤

BEFORE

AFTER
宇城市にお住まいのT様より、イタチの追い出しや侵入経路封鎖などの再発防止施工をご依頼いただきました。今回はT様邸で行った工事内容を、簡単にご紹介いたします。
ご相談内容
宇城市にお住まいのT様より、ご自宅でのイタチ被害についてご相談をいただきました。現地調査の結果、天井裏や壁内を中心にイタチの活動痕跡が確認され、断熱材にも深刻な損傷が見られました。熊本の気候特性と住宅構造を考慮した総合的な対策プランを実施し、T様の生活環境を早急に回復させました。
施工内容
T様邸では、まず特殊忌避剤を用いたイタチの追い出し作業を実施しました。この忌避剤はイタチの嗅覚に強く作用し、建物からの自発的な退去を促します。
イタチが残した糞や汚物の徹底的な清掃も行いました。専用の衛生処理キットを使用し、健康被害リスクを最小限に抑えながら安全に除去作業を実施しました。
建物の外周部を詳細に調査し、すべての侵入経路を特定して高耐久素材で封鎖しました。特にイタチの力と器用さを考慮した強固な対策を施しています。
イタチの分泌物によるマーキング箇所には専門的な消臭処理を施し、衛生環境回復のための抗ウイルス除菌処理とノミ・ダニ駆除も実施しました。
イタチにより損傷を受けた断熱材の撤去と新しい断熱材の設置も行いました。これにより、建物の断熱性能を回復させるとともに、害獣の隠れ家となる可能性のある空間を除去しています。
再発防止策としてトラップの設置と殺鼠剤の配置も行い、長期的な害獣対策を確立しました。
イタチ対策工事は「害獣プロテック」へ
熊本地震の影響と害獣被害には意外な関連性があります。宇城市など被災地域では、地震による建物の微細な損傷が害獣の新たな侵入経路となるケースが増加しています。熊本県建築住宅課の調査によれば、地震で被災した住宅は未被災の住宅と比較して害獣被害の発生率が約1.5倍高いという結果が出ています。
特に注目すべきは、目視では確認しにくい基礎や屋根の微細なズレです。これらは一見問題ないように見えても、イタチなどの中型害獣にとっては絶好の侵入口となります。耐震改修と害獣対策を併せて検討することで、住宅の安全性と快適性の両方を向上させることができます。
また、熊本の復興住宅支援制度の中には、害獣被害修復を含むリフォーム工事に適用可能な補助金もあります。住宅の修繕計画と害獣対策を総合的に考えることで、費用対効果の高い住環境改善が実現できます。
私たち「害獣プロテック」では、被災地域の住宅事情に精通したスタッフが、お客様の状況に合わせた最適な対策プランをご提案しています。