駆除実績
ネズミ、アライグマ、イタチ、コウモリ対策工事(北九州市C様邸)
【作業内容】
- 忌避追い出し
- マーキング消臭
- 害虫駆除
- 外部侵入経路封鎖
- 糞清掃
- トラップ
- 殺鼠剤
- 忌避剤
- 点検口増設

BEFORE

AFTER
北九州市にお住まいのC様より、ネズミ、アライグマ、イタチ、コウモリの追い出しや侵入経路封鎖などの再発防止施工をご依頼いただきました。今回はC様邸で行った工事内容を、簡単にご紹介いたします。
ご相談内容
福岡県北九州市のC様より、複数の害獣による深刻な被害についてご相談をいただきました。調査の結果、ネズミ、アライグマ、イタチ、コウモリという4種類の害獣が同時に建物内に侵入していることが判明しました。これほど多種の害獣が共存するケースは稀ですが、それぞれの生態を理解した上で、優先順位を決めて対策を進める必要がありました。
施工内容
C様邸では、まず各害獣に対応した忌避剤を使い分けながら、段階的な追い出し作業を実施しました。種類によって活動時間が異なるため、時間帯を考慮した施工が必要でした。
各害獣が残したマーキング臭を専用の消臭剤で除去し、コウモリに付着していたダニなどの害虫駆除も徹底的に行いました。
建物全体の侵入経路を調査し、それぞれの害獣の体格や習性に応じた封鎖方法を採用しました。特にコウモリは1センチの隙間でも侵入可能なため、細部まで念入りに施工しました。
大量に蓄積された糞を安全に清掃し、トラップと殺鼠剤を効果的に配置しました。また、長期的な忌避効果を持つ忌避剤も設置しました。
今後の管理のため、天井裏と床下に新たな点検口を増設し、定期的な確認ができる体制を整えました。
ネズミ、アライグマ、イタチ、コウモリ対策工事は「害獣プロテック」へ
複数種の害獣が同一建物に侵入すると、単独の場合とは異なる複雑な生態系が形成されます。これにより、駆除の難易度が飛躍的に上昇し、専門的な知識と経験が不可欠となります。
興味深いことに、害獣同士にも相性があります。例えば、イタチやアライグマなどの中型害獣が侵入すると、ネズミの個体数が一時的に減少することがあります。しかし、これは根本的な解決にはならず、むしろ被害が複雑化する要因となります。
コウモリの存在は特に厄介です。夜行性で超音波を使って飛行するため、他の害獣とは活動時間帯が重なりにくく、独自の生活圏を確立します。また、コウモリの糞(グアノ)は強い臭気を放ち、他の害獣を誘引する可能性もあります。
このような複数種による被害では、駆除の順序が重要になります。一般的には、まず大型の害獣から追い出し、次に中型、最後に小型という順序で対策を進めます。これは、大型害獣の追い出しによって生じる空間に、新たな害獣が侵入することを防ぐためです。
また、それぞれの害獣に対する法的規制も考慮する必要があります。コウモリは鳥獣保護法の対象となるため、殺傷することなく追い出す必要があります。一方、ネズミは衛生害獣として駆除が認められています。
私たちは、複数種の害獣に対する総合的な対策経験を豊富に持っています。それぞれの生態を理解し、最も効果的な駆除計画をご提案いたします。